お待ちしておりました!
ヨドバシカメラなどのテーマソングにもなっている「ともだち賛歌」。「リパブリック讃歌」と呼ばれることもありますね。
まずは私が歌ったものをお聴きください!独唱ではなく、色んな声を出し、ひとりで斉唱を行いました。
安定感と跳躍感
このメロディーは、曲名を知らない人でも一度や二度聴いたことがあるのではないでしょうか。私も昔から耳にしました。子どもの頃どこかで知り、鼓笛などで耳にし、テレビCMでも聴き、大人になってからもゴスペルコンサートなどで聴いたりします。
あなたはどこで知りましたか?
終始カチカチと安定したテンポで、跳ねるリズム。そして1オクターブの音の変動が頻繁にあり、安定の中に高揚を感じる、まさにシュプレヒコールのような印象です。
讃美歌?軍歌?童謡?応援歌?
さて、この歌は至る所で耳にするにもかかわらず、けっこう謎の多い歌です。いや、至る所で耳にするからこそ、この歌の実体を掴むことができないのかもしれません。
原曲は「リパブリック讃歌」
まずこの歌の原曲は、アメリカの「Battle Hymn of the Republic(共和国の戦闘賛歌)」といわれていますが、これはいわゆる「リパブリック讃歌」のことです。
私がゴスペルコンサートで聴いたのも「リパブリック讃歌」で、歌詞はもちろん英語。黒人の伝統的な歌にルーツがあるのではと言われていることからも、ゴスペルコンサートで歌われるのも納得がいきます。ただ、スウェーデンの歌に由来するのではという説もあります。となると全然発祥地が異なりますね。
というわけで、ジャンル的には……何て言えば良いのでしょうね? “Glory, glory, hallelujah!” という歌詞があることからも、宗教的な色が強く、やはり讃歌でしょうか。
クリスマス讃美歌やキャンプソングなども
そして讃歌ときたら讃美歌。日本でも1890(明治23)年に「うたへいはえ」というクリスマス讃美歌として知られることになりました。また、歌謡曲「お玉じゃくしは蛙の子」や、キャンプソング「権兵衛さんの赤ちゃん」など、いくつも日本語歌詞が付けられました。童謡「ともだち賛歌」として誕生したのは1960(昭和45)年になってからのことです。
この歌の多様性はこれに限らず、労働歌や野球の応援歌に姿を変えて歌われたり、先述したようにCMや企業ソングにも使われたりしています。
誰もが口ずさめる単純明快さと気分の高揚
「ともどち賛歌」は、先述したように、終始カチカチと安定したテンポで、跳ねるリズム。そして1オクターブの音の変動が頻繁にあり、安定の中に高揚を感じる、まさにシュプレヒコールのような印象のある歌です。
シュプレヒコールについて
シュプレヒコールとは、詩や台詞を、みんなで声を合わせて囃すことです。政治的な集団デモなどで、ぞろぞろ歩きつつ、声をそろえてスローガンを高らかに叫んでいるものをイメージする方も多いでしょう。
「ともだち賛歌」には、そのシュプレヒコールのような性質があるように思います。
誰もが簡単に口ずさめて、曲構造も単純で明快なメロディー。そしてそんな単純明快な中でも、1オクターブ以上の音域を持ち、終始跳ねるリズム。想像するだけで気分が高揚します。
替え歌の発生
だからこそいろいろな替え歌が生まれているのでしょう。小学生だって、 “オナラとウンコはくっさいぞー♪” と下品に歌っていそうですね。私も、(下品な事はなるべく言わないように自制していますが)、小学生の気持ちはとてもよくわかります。


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