ママがサンタにキッスした(T.コーナー、漣健児)それはクリスマスの…

歌謡曲・演歌

お待ちしておりました!

クリスマスが近づき、街はキラキラしています。わが家もクリスマスツリーを飾ったり、イルミネーションを巻きつけたりして楽しんでいます。毎年この時期は心が躍ります。

さて、今回はクリスマスの定番ソング「ママがサンタにキッスした」について。まずは私が歌ったものを掲載します。

チョコレートのような甘い雰囲気のロマンチックな歌ですよね。しかも最後まで聴くとけっこう衝撃的です。

今回はこの歌について解説をしていきたいと思います。

顔が赤くなる!そんな歌

「ママがサンタにキッスした」は、元々は「I Saw Mommy Kissing Santa Claus(サンタにキッスしているママを見た)」という英語の歌です。

トミー・コーナーが作詞と作曲を手がけ、1952年に発表されて大ヒットしました。日本語版は、どうやら1962(昭和37)年に出たようです。「ママがサンタにキッスした」が日本語版の正式タイトルのようですが、「ママがサンタにキスをした」など、表記揺れが多々見られます。

なお、著作権の都合で歌詞全文を直接ここには載せられないので、上の動画で確認いただきたいと思います。

心の汚れ

情景というか状況としては、ママがサンタといちゃいちゃしているのを子供が見てしまったといったもの(夢かうつつか)。子供視点で情景が描かれています。

子供からしたら、ママがサンタと仲良くしているだけの平和な光景(いや、それはそれでビックリだけど!)に見えるかもしれませんが、大人視点で捉えると、ムズムズするような感覚になったり顔が赤くなったりする人もいるかもしれませんね。そしてキスだけで済めばまだ良いのですが、その先も想像してしまうのは、私の心が汚れてしまったからかもしれません。

それに、この歌の全貌を把握せずに歌詞をなぞっていくと、ママがパパに内緒で不倫をしているのではないかと、まるで何らかのドラマのワンシーンを見せられているかのような感覚にも陥るわけですが、結論からいうと不倫ではありません。

以下でネタバレします。

サンタクロースの正体

漣健児作詞の日本語歌詞には2種類あるようですが、私が歌った “それはクリスマスの…” で始まるバージョンでは、2番の最後の最後にサンタクロースの正体が明かされます。

サンタクロースは、実はパパ。だからママは不倫していたわけではありませんでした!

私が思い浮かべた情景は、夜中にママとパパがいちゃいちゃしつつも、子供のためにプレゼントを準備しているといったもの。子供は夜中に起きてしまって、なにか物音がすると思って覗いてみたら、ママがサンタといっしょにいた!という感じです。しかもそれは、夢だったのか現実だったのかという、夢うつつ状態だったと思われます。

なお、動画では歌っていないもうひとつのバージョンの “それは昨日の夜” で始まる日本語歌詞だと、1番の最後の時点で早くも正体が明かされます。それだと、サンタはパパだと知った上で2番を聴くことになり、ちょっと面白味に欠けるように思います。最後の最後にオチがつくからこそ良いのです。

それにしても、サンタはパパだったとなれば、安心して顔を赤らめながら聴いたり歌ったりすることができますね。子供はどんな思いで見ていたのでしょうね!そのシーンこそ、一生の思い出に残る面白いプレゼントとなったことでしょう。

元の英語歌詞の内容は?

英語歌詞についてもご紹介したかったところですが、先ほどと同じく著作権の都合で直接ここに載せることができません。

内容の大筋としては、日本語歌詞と似ています。というのも、日本語歌詞がその英語歌詞を元に作られていますから。

オチは匂わせにとどまる

ただ、情景描写は日本語歌詞とは異なり、より具体的です。さらに重要なのが、オチが直接的ではない点。つまり、サンタがパパであるとは言及せず、あくまで匂わせるにとどまっているというわけです。だからこそじわじわ効いてくるし、余韻に浸りやすい。そりゃ世界的にもウケるわけです。

英語歌詞と翻訳については 他のサイト他のサイト に掲載がありましたので、興味がある方はそちらをご覧ください。

マイケル・ジャクソン版について

「I Saw Mommy Kissing Santa Claus」は、ジャクソン5(メインボーカル:マイケル・ジャクソン)というグループがカバーしたものがかなり有名かと思います。

歌詞も変わっており、最後では、ママがサンタにキスしたのを、子供がパパに報告するというもの。子供も、キスというものが特別なものであることを理解しているのが興味深いですよね。

出だしが似ている歌

「ママがサンタにキッスした」の出だしを聴くと、とある唱歌が連想されます。

さて、何だと思いますか?

答えは「冬の星座」です。

出だしのメロディーを階名にすると、ドーレミソラド……です。この ドーレミソラド の並びだけ聴くと、「冬の星座」と同じです。どんな唱歌かご存知ない方は、是非 こちら でお聴きになってみてください。

「ママがサンタにキッスした」と「冬の星座」の共通点は、どちらも季節が冬ということ。しかし、出だしが偶然似たのか故意に似せたのかはもちろん不明です。もし仮に故意だとしたら「ママがサンタにキッスした」のほうが似せに来ているといえます。というのも、「冬の星座」の原曲のほうが古いので。

とまあ、あまり役に立たないお話をしたところで、今回は終わりとしたいと思います。

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